すきっ歯
・歯と歯の間に隙間がある
・サ行などが発音しにくい
このような症状はありませんか? このような状態は、一般的には「すきっ歯」と呼ばれています。考えられる原因として、顎(あご)と歯の大きさのアンバランスから隙間ができてしまう、隙間に埋まっている歯がある、舌の圧力で歯並びが広がってしまう、あるいは生えている歯が不足していることなどが挙げられます。
上アゴの中央の歯(中切歯)の間に隙間のある場合、特に「正中離開(せいちゅうりかい)」と呼んでいます。この部位は隙間が生じやすく、しかも目立つので、矯正を希望される方が多くなります。
歯と歯の間に隙間があると発音がしにくく、見た目もよくありません。6歳頃にみられる「正中離開」にもこのような原因が考えられますが、発育段階に起きる一時的な隙間など全く心配ないと思えるケースも多く見られます。