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Q.反対咬合(受け口)の治療時期

【質問】
2008/10/21 A.O.さん 男性 (東京都 江戸川区)

娘(1才7か月)が歯科検診で不正咬合(受け口)と言われました。永久歯が出る頃には変わるかもということも話がありましたが、子供の頃の不正咬合は顔の印象も変えてしまうという記述もあり心配です。治療の時期の目安とどういう治療方法になるか教えていただければと思います。



【答】
治療開始の時期は、一般的に6歳~7歳で前歯が永久歯に生え替わった頃といわれています。小学校低学年から治療してゆけば、成長を利用して、バランスのとれた顔面骨格に誘導することは可能です。しかし実際には、お子さんの症状の緊急性や顎の成長の度合いによって違います。

乳歯の前歯4本以内の反対咬合は永久歯に生え替わるとき20~30%自然に治るという報告もあります。1歳7か月では顎関節の形がまだ不安定で、顎は前後にかなり動きますから、反対咬合でも噛めるし正常咬合でも噛める状態である可能性もあります。

治療方法は症状を分析して決めることになりますが、下顎の後方牽引あるいは上顎骨の前方牽引(いずれも在宅時に顔に装着する装置)と、上顎前歯の前方移動を口の中に装置を入れて行うことが考えられます。

治療時期が遅かったため、もう少し早く治療しておけばよかったと、後になって後悔しないよう、気になった時点で、矯正歯科専門医にご相談することをおすすめします。
 


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